いますぐ現場に立つために知っておきたい女優に必要な3つの能力
現在女優を目指している人は、日ごろどのようなことに励み、努力をしているのでしょうか。そして、ドラマや映画のプロデューサーや監督は、女優にどのようなことを求めているのでしょうか。
オーディションに合格し、役を与えてもらうためには、プロデューサーや監督の求めているものに一致する必要があります。今回は、女優になるために必要なことをご紹介しますので、ぜひご参考にしてみてください!
◆女優に求められる3つの能力
女優には、高い演技力はもちろんのこと、あらゆる能力が必要とされています。
プロデューサーや監督が求める女優の人材と、女優に求められる能力にはどのようなものがあるのでしょうか。
1. 感情移入がうまいこと
女優に大切なのは、感情移入ができるということです。
与えられた役になりきる必要がありますし、悲しい気分ではないときでも、泣く演技を求められた場合には、悲しみの涙を流さなければならないのです。
見ている人を惹きつけるためには、「本物の涙」を流す必要があります。本物の涙を流すとき、人は目や鼻が赤くなり、声が震えます。
とはいえ、悲しくもないのに本物の涙を流すことは極めて困難です。したがって、感情移入を上手くして、場面に応じてしっかりと泣く演技ができる能力が求められるのです。
2. 勉強熱心な向上心
女優という仕事は、常に高い演技力が求められます。そのためには、常に向上心を持ち続けられる勉強熱心な努力家でいる必要があるのです。
与えられた役はどんな人柄でどのような個性を持っているのか、役の魅力を引き出すためにはどんな演技をするべきなのかを考えられる人材が求められます。
稀に、とくに努力をしなくても目を見張る演技をする女優もいますが、それは天性の才能でほんの一握りの逸材です。
3. 自分の感情をコントロールする力
自分を抑える、自分の感情を上手くコントールすることも、女優に求められる能力のひとつです。
与えられた役になりきるには、自分自身の個性や性格を抑制しなければ成立しません。
とても難しいことなので、日ごろから「怒らないようにする」「冷静でいることを心がける」などを意識して訓練することが大切です。
◆女優を目指すためには映像・撮影技法の知識やダンススキルを身につけておく
女優を目指すためには、さまざまなスキルが求められます。女優の卵でまだ認知度が低い場合には、毎日のようにオーディションを受けることが必要です。
そのオーディションでいかに自分のスキルや魅力をアピールできるかが肝心ですから、日々のスキルアップに励みましょう。
1. 撮影現場になれるためにも映像や撮影に関する知識を身につける
女優になるための第一ポイントとして、映像や撮影に関する知識が求められます。努力の甲斐あってオーディションに合格しても、いざ撮影が始まると、手取り足取りで現場のことを教えてくれる人はいないと思ったほうが良いでしょう。
まだ現場に立っていないとはいえ、自分で情報を収集して、映像とはどのようにして出来上がるのか、撮影現場はどのようなものが一般的なのかを事前に知識を習得しておくことをおすすめします。
2. 歌やダンススキルを身につければ活躍の幅も広がる
歌やダンスは、演技をする上で大切なもののひとつです。
例えば、役によっては演技の中で歌うことを求められる可能性がありますし、ダンスも同様です。これらのスキルを身につけておけば、演じる役の幅も広がります。
もしも舞台女優を目指しているのであれば、歌やダンスは必要不可欠なスキルとなります。
人を惹きつける歌やダンスを学ぶには、独学では厳しい面も出てくることでしょうから、スクールに通うことも、スキル習得のためのひとつの方法です。
◆努力の積み重ねがいつか実を結ぶ
女優になるためには実にさまざまな能力が求められます。舞台や映画などに出演している女優は、いずれも努力をして表現力やスキルを磨いてきています。最初からスーパースターというのは本当にごくわずかです。
まずは、日々の勉強や練習に励み、素敵な女優を目指してください。