ストレッチによるウォーミングアップでケガ防止&ダンスパフォーマンス向上!
ダンスは全身を使ってパフォーマンスをします。ジャンルによっては激しい動きや身体の柔軟性が求めらるハードな側面もあります。そのため、事前に身体を動かして温めておくのがベスト。ウォーミングアップを行うことで手足の可動範囲が広がり、パフォーマンスを上げることにつながります。
1. ケガ防止&パフォーマンス向上にダンス前のウォーミングアップが必要!
ダンス前にウォーミングアップをする大きな理由に、パフォーマンスを上げることがあがります。ウォーミングアップをせずダンスを始めると、全身が温まっていないため、パフォーマンスに影響するほかケガの原因にもなり兼ねません。そのため、ダンスの前には適切なウォーミングアップが必要となるのです。
また、やみくもに身体を温めれば良いという訳ではなく、適切とされる方法があります。
ダンスをする前にはしっかりとウォーミングアップをして、準備をしてから始めましょう。
2. ダンスのウォーミングアップに重要なのは「動的ストレッチ」
ダンス前に行われるウォーミングアップは、多くがストレッチです。ストレッチには種類があり、大まかな区分けで2種類の「静的ストレッチ」と「動的ストレッチ」。
静的ストレッチは、柔軟性の向上やリラックスするために用いられることが一般的で、筋肉を一定の方向へ伸ばす動作が基本です。
動的ストレッチは身体を温めて柔軟性や身体の可動範囲を広げ、関節の周辺の筋肉をほぐしていく目的で行われています。
ダンス前に適しているストレッチには、特に動的ストレッチが重要。理由は、足や腕などを様々な方向へ動かすため、関節や筋肉がほぐれてパフォーマンスの向上につながるとされるためです。
具体的に動的ストレッチをどのように行うかというと、膝の屈伸や肩を回したり、アキレス腱を伸ばしたりします。
一番イメージしやすのが、ラジオ体操です。ラジオ体操も動的ストレッチの部類に入るといわれ、ダンスをはじめ運動の前のウォーミングアップに効果的とされています。体育の授業の前にはラジオ体操を行っていましたが、しっかりとした根拠があってのことなのです。
3. 動的ストレッチを解説
動的ストレッチの例であげた動きを、具体的に解説していきます。
1. 膝の屈伸
膝の屈伸は、誰もが経験のあるストレッチでしょう。両手を膝にあて、立ったりしゃがんだりする動作を繰り返します。膝の関節は身体の中でも常に負荷がかかっている部位です。そのため、初めはゆっくりと屈伸をするようにしましょう。
ダンスをする上で、膝が動いているか否かは重要です。身体のバネとなる部分のため、ダンスの良し悪しにも影響します。
2.肩を回す
ダンスは背中の筋肉をよく使います。そのため、肩まわりを動かすことで背中の筋肉があたたまり、パフォーマンスの向上につながります。肩を回すときは腕で円を描くように動かし、腕の可動範囲を広めるように意識をするとよいでしょう。
上半身でも特に背中は、ダンスをする上で腕の動きにも関わってくる重要な部位です。背中がしっかりと動いていないと、動きにキレが出てきません。
3.アキレス腱を伸ばす
アキレス腱を伸ばすときも、最初はゆっくりと行いましょう。伸ばしたい方の足を後ろに引いてつま先を立て、逆の足を90度に曲げます。
こちらのストレッチも、ほとんどの人が行った経験がある動きです。複雑なステップがあるジャンルのダンスでは、足首がいかに柔軟に動くかも重要になります。上手いダンスを踊るには、足回りが軽快であることも大切になります。
他にも、股関節を大きく開いて関節と筋肉を伸ばしたり、腕を楽にしたまま腰を回したりして、全身くまなく温めるようにするのが効果的です。
ダンスでパフォーマンスを上げるなら、ウォーミングアップをしっかりと行うようにしましょう。
3. ダンス前に効果的とされるウォーミングアップは一般的なストレッチが基本
ダンス前に効果的とされるストレッチだからといって、難しいことはありません。誰もが経験したことのある動作が基本です。ダンスをしているなら、より上手く踊れるようになりたいと思うのは当然でしょう。そのためにも、事前にしっかりとストレッチで身体を温め、足や腕、関節の可動範囲を広げるようにしましょう。
ダンスの前に有効とされているストレッチは「動的ストレッチ」です。関節周りの筋肉をしっかりとほぐし、スムーズな動きができるように準備は念入りに行いましょう。