パフォーマンスアップに欠かせない!ダンサーの体づくり
ダンサーは日常生活では動かすことのない筋肉や部位を使います。そのため、十分な体づくりができていないと、ダンスパフォーマンスに影響が出てしまったり、腰痛などの症状を引き起こしてしまったりする可能性があるのです。今回はダンサーの体作りに重要なポイントをご紹介します。
ダンスは常に身体を動かす有酸素運動!
ダンスは常に身体を動かす有酸素運動です。大きな動作をしたり、思いきり左右に体を倒したりと、日常生活では使わない筋肉を使います。ダンス中にケガをしないためにも、日頃から体をほぐして筋肉をつけておくことが大切です。このようなトレーニングが、ダンサーとしてのパフォーマンスアップに繋がるといえるでしょう。
特にダンサーが鍛えておきたい部位は「体幹」です。体幹とは、胸・腹・腰・背筋を中心としつつ、腹横筋や横隔膜などの細かい部位も含みます。体幹を鍛えることで体の軸を強くして、日常生活にはないオーバーな動きをしても、ブレない体を作り上げられるのです。
ダンサーのおすすめの筋トレ方法
ダンサーの体づくりとしておすすめの、体幹を鍛える筋トレ法はいくつかあります。ここでは、誰でも無理なく、かつすぐに実行できる筋トレ方法をご紹介します。
- プランク…肘とつま先の4か所で体を床と平行に支えてキープします。この状態で腹筋を締めましょう。30秒のキープを何セットか行うと効果的です。
- テーブル…逆向きの四つん這いになり、目線は上へ。お尻を締めながら、体は床と平行の状態を保ちます。30秒のキープを複数セット行いましょう。
- クランチ…腹筋を行う体勢で、尾てい骨と肩甲骨を床から浮かせながら、息を吐きつつ身体を起こし、膝にタッチします。15回を複数セット行います。
独学では体づくりが難しいことも…
筋トレは独学で行うことも可能です。しかし、誤った方法で筋トレを行ってしまうと、本来鍛えようとしていたところとは違う部位を鍛えしまったり、不適切な負荷により怪我をしてしまったりする危険も考えられます。毎日筋トレを行っても効果を得られなかったり、かえって体型を崩してしまったりしないためにも、本格的な体づくりをしたい方は、プロから学ぶことをおすすめします。
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ダンスのクオリティを上げるには、ダンスの技術のみを磨くのではなく、体幹を鍛えましょう。基礎的なトレーニングによって、ダンサーとしてのレベルアップが可能です。また、体を鍛えることで、ダンサーに起こりやすい腰痛などの症状も軽減できます。ただし、独学では誤った筋トレをしやすいため、プロに指導してもらうと安心です。「東京芸能学園高等部」では、ダンスレッスンを受けられるのはもちろん、ダンサーに必須の体の仕組みやケガの対処法なども学べます。プロのダンサーを目指している方は、ダンス専門の高校への進学を検討してみてはいかがでしょうか。