声優志望なら要チェック!周りと差をつける4つの練習方法

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声優志望なら要チェック!周りと差をつける4つの練習方法

声優志望なら要チェック!周りと差をつける4つの練習方法1

声優志望なら要チェック!周りと差をつける4つの練習方法1

 

1980年代後半から、それまで基本的に表に出てくることのなかった声優という存在が、メディアに登場するようになりました。同時にアニメやゲーム、映画やナレーションなど、声の演技をする声優を目指す声優の卵も多くなりました。

目指す人が多くなることで競争は激しくなり、求められる演技力も高まっていきます。競争に負けないためには、周りの声優の卵よりも先を行く実力を持つことが必要です。

そこで今回は、現役の声優も行っている、周りと差をつける練習方法を4つご紹介します。

 

・練習1. 犬の呼吸法で声を出すためのインナーマッスルを鍛える

 

少し前までは、腹筋を鍛えることで声量や声質を良くすると言われていました。しかし、現在では運動によって鍛えられる腹筋ではなく、インナーマッスルと言われる体幹、つまり身体を支えるための筋肉を鍛えるほうがよいとされています。

 

インナーマッスルを鍛えるためには、犬の呼吸方法が役立ちます。犬の呼吸方法は、暑い日に犬が体温調節のために行うハッハッという呼吸方法。細かく息を繰り返すことで横隔膜を自在に動かせるようにします。

横隔膜を意識しながら、吸う息と吐く息の量を同一にすることがコツです。1回1分を2セット、1日2〜3回行うとよいでしょう。ほかにも、声優に必須の腹式呼吸も、インナーマッスルを鍛えてくれます。

 

・練習2. キーの上下が激しい・キーが高いなど難易度の高い曲を歌う

 

声優はキャラクターによって演じ分ける必要がありますが、声の帯域の広さがあると、いろいろな役に対応できるようになります。声の帯域を広くするには発声練習も役立ちますが、キーの上下が激しい、極端にキーが高いといった歌うことが難しい曲を繰り返し歌うことも練習になります。現在の声優はキャラクターソングなどで歌う機会も多いので、歌い慣れの経験を積むことも可能です。

 

 

リップロールをしながら上手く話せるようにする

リップロールをしながら上手く話せるようにする

 

 

・練習3. リップロールをしながら上手く話せるようにする

リップロールは、息を吐くときに唇をブルブルと振動させる練習法です。口から空気を吸い込み、閉じた後に唇を軽く前に突き出したあと、空気を吐き出して唇を振動させます。できない人はできるようになるまで時間が必要ですが、慣れてくると発声練習も同時に行えるようになってきます。言葉を出すときの口の動きがスムーズになるため、はっきりと声を出せるようになるでしょう。

 

 

・練習4. YouTubeを始めとするメディアを利用してライブ配信を行う

 

声優の演技は練習や経験を積み重ねないと白々しく感じてしまうものです。舞台などで経験を積んで上達させる方法もありますが、現在はYouTubeなど個人でライブ配信ができるメディアがありますよね。これらを利用し、喋る・歌う様子をライブ配信することで、他人に見られる・聞かれるという経験を積み、演技を自然にできる力を身につける方法があります。

 

声優を目指す人はYouTubeで配信をしていることが多く、演技力や会話力の練習を積める場として活用できます。実力がついてくると、広告収入や投げ銭を得られることもあるかもしれません。

 

 

・声優を目指すなら基本的な練習もやっぱり重要!

 

周りとの差を付けるための練習方法は、ここでご紹介した方法以外にも様々あります。それらを実践して人よりも1歩、2歩先を目指すことは、厳しい競争を勝ち抜くための方法の1つです。

 

しかし、声優を目指すなら、基本的な練習もしっかりしておかないと意味がありません。自分の声を録音して聞いてみる、鏡の前で顔を見ながら発声練習をする、早口言葉、表情作りの練習、セリフから状況を読み取る練習など、基礎をつくる練習をしっかり行うことも、声優になるためには重要なことです。

 

 

・基礎や専門的なスキルをより確実に身につけるなら専門学校がおすすめ

 

声優になるための練習方法はたくさんありますが、基本練習や技術面、知識などは独学で学ぶのが難しい部分があります。ですが、声優を目指すためのカリキュラムが用意された専門学校でなら、基礎的な部分はもちろん、より専門的な知識やスキルを身につけることも可能です。

より確実に声優を目指すためのスキルを身につけたいという思いがあるなら、専門学校への入学も検討してみることをおすすめします。